中国の温家宝首相は先ごろ北京で、「今の経済情勢は複雑でよく変化するので、政策決定の際には各方面の意見を聞き、より科学化、民主化、透明度を高めるべきだ」と示しました。
温家宝首相は20日と25日に、座談会を開き、経済専門家と企業関係者から意見聴取しました。温首相は会議で、「現在、国際経済の情勢は複雑でよく変わる。少人数の考えで、正確に政策決定することはなかなか難しいことだ。各方面の意見を聞き、科学化と民主化を強化するべきだ。政府と民衆の交流を進め、政策決定の透明度を高め、民衆による監督を強化しなければならない」と語りました。
また、温家宝首相は、「中国政府は経済の発展によって、積極的な財政政策と適度に緩和された通貨政策を作り出した。今後は専門家と企業家の意見を研究して、一連の政策を完備していく」と述べました。(翻訳:オウギ チェック:大澤)
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