ロシアとアメリカの代表は21日、「START」(戦略兵器削減条約)の延長に関する交渉を行いましたが、見解を一致させることはできませんでした。
ジュネーブ駐在のアメリカ国連常駐代表団は21日声明を発表し、「5日間にわたって開かれた交渉には、アメリカやロシア以外に、ベラルーシ、カザフスタン、ウクライナの官僚も参加した」としています。最終的な結論については「この会議で条約の延長問題について答えを出す必要はない」ということです。
なお、「戦略兵器削減条約」は1991年にアメリカと旧ソ連が結んだ軍縮条約の一つです。
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