アメリカのルード国務次官補は、11日、カザフスタンの首都、アスタナで、「プーチン大統領が提案したアゼルバイジャン領内のレーダー基地を共用することについて、アメリカは、ロシアと専門家クラスの協議を行いたい」と表明しました。
これは、ルード国務次官補がアスタナで開かれている世界反核テロ会議に出席した際述べたものです。
これを受けて同じ会議に出席したロシアのキスリヤーク外相次官は、「アメリカがチェコとポーランドでミサイル防衛システムを配置する計画は、ロシアの戦略的利益を脅かしてしまう。もし、両国がカザフスタンレーダー基地を共用するなら、ミサイル防衛分野の協力の予見性が確保できる」との見解を示しました。(翻訳 朱丹陽)
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