ホワイトハウスによりますと、両大統領は会談の中で、両国関係の意見対立の解消及び一連の重要な国際問題について意見を交換し、2日午前も引き続き会談するものと見ています。

　今回の米露首脳会談は、両国関係が『冷戦』終結後でもっともよくない時期に行われたものと見られています。アメリカが東ヨーロッパにミサイル防衛システムを配備することが、米露関係悪化を招いた主な原因だと見られており、ロシア側はこれがロシアの安全にとって厳しい脅威となると主張しています。このほか、NATOの拡大やコソボ独立、ロシアの民主化プロセス及びウクライナとグルジア情勢などの諸問題においても、両国間には深刻な矛盾と食い違いが存在しています。（翻訳：周莉）