徹夜にわたる交渉を経て、EU加盟国の農業相は20日、EUの農業補助金改革などの農業政策問題について合意しました。
その協定に基づき、EUは大規模農家への補助金を次第に削減し、節約できた資金を立ち遅れた地域の農業発展に充てます。これと同時に、EUの毎年500億ユーロを超える農業補助金は生産量ではなく、環境保護や動物福祉、食品安全などの要素を考慮した上で交付されることになっています。
補助金問題のほか、EU加盟国の農業相はまた、牛乳生産の割当額を次第に高め、2015年3月末に割当制度を完全に取り消すことで合意しました。(翻訳:周莉 チェック:吉田)
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