中国の李克強副首相はこのほど、「国際金融危機に直面し、中国は内需の拡大と国民生活の改善に、生態環境の整備を結びつけ、省エネ・排出削減を内需拡大の重要な内容としていく」と明らかにしました。
これは李克強副首相が、北京で開かれた中国環境・発展国際協力委員会2008年年次総会で述べたものです。李克強副首相はその中で、「改革開放30年来、中国は経済の急成長を保つと同時に、環境汚染と生態破壊の影響を緩和させた。一部の地域と都市部の環境の質は改善された。中国は今後も引き続き改革の方法で、環境問題を解決していく。また、共栄かつ実務的な原則にのっとって、世界各国と共に、国際的な環境問題や気候変動対策に積極的に取り組んでいく」と語りました。(翻訳:周莉 チェック:大澤)
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