世界銀行の副総裁兼チーフエコノミストの林毅夫氏はこのほど、「中国が打ち出した4兆元の経済支援策は中国経済の発展に大きな貢献を果たす。向こう2年間で、中国の経済成長率は8%から9%の伸びを実現するだろう。これは他国の輸出を促し、世界経済の低迷脱出に重要な役割を担うだろう」と語りました。
林毅夫氏はまた、「東アジア地域は金融危機の衝撃を直接受けなかったものの、間接的な影響は避けられない。来年、この地域の経済成長率は6.7%になるだろう。また、国際貸付危機の影響を受け、来年、国際貿易は1982年以来、初めて衰退することになるだろう」と予測しました。
林毅夫氏はさらに、発展途上国は国際金融機関でより大きな発言権を持つべきだとの考えを示しました。(11/14 翻訳者:琳 チェッカー:安藤)
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