アメリカ国務省のウッド副報道官は13日の記者会見で、「アメリカは東ヨーロッパでのミサイル防衛(MD)システム配備をめぐり、ロシアとの関係が緊張していることに関心を寄せている。双方が協力を通じて対立を解消するよう希望する」と述べました。
またウッド副報道官は、軍備管理・国際安全保障担当のジョン・ルード国務次官がモスクワを訪問し、戦略核兵器の削減やアメリカの東ヨーロッパでのミサイル防衛システム配備などの問題を巡って、ロシア政府と協議することを明らかにしました。
一方、ロシアは12日、「当選したオバマ氏が来年1月20日に大統領就任宣誓を行った後、オバマ政権とミサイル防衛システム基地の問題について協議する予定だが、それに関するアメリカとの協力は拒絶する」と強調しました。 (翻訳:洋)
|