アメリカのポールソン財務長官は12日、「先月決まった7000億ドルの金融支援計画の用途が変わった。この資金は自動車産業などの非金融機関には使わない」と発表しました。
ポールソン財務長官は「今の市場状況で、金融機関の不良資産を買い取るのは、金融市場を安定させる方法ではない。他の金融市場を安定する方式に変わる」と述べました。
危機に直面しているGM、フォード、クライスラーの大手自動車企業3社に対して、ポールソン財務長官は「金融支援計画は議会により承認されたもので、非金融機関への救助には、使えない」と述べました。
一方、アフリカの財務相や中央銀行総裁は12日チュニジアで、国際金融危機への対応策を協議する会議を開きました。
アフリカ諸国は、国際金融危機がアフリカに及ぼす影響を改めて討議します。(万、吉田)
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