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東京都日中友好協会が中国語弁論大会を開催
   2008-11-11 10:29:57    cri


弁論の部に参加した弁士の皆さん

 東京都日中友好協会が9日、東京で第26回全日本中国語スピーチコンテスト東京大会を開催しました。

 これには、小中学生と大学生、会社員及び中国語愛好者ら30人ほどが参加し、朗読の部と弁論の部に分かれ、それぞれ日ごろの学習の成果を思う存分に発揮して競いあいました。

 朗読の部ではまた、基礎の部と一般の部に分けて朗読を行いました。その結果、基礎の部では、看護学校で勉強中の田中美玲さん、一般の部では高校生の工藤富裕美さんがそれぞれ金賞を手に入れました。また弁論の部では、大学生の吉田俊介さんが金賞を獲得しました。

 看護学校在学中の田中さんは「大学一年生の時から勉強し始め、今は看護学校に通っています。卒業したら日本にいる中国の患者さんを支えられたらと思っています。」と話しました。


朗読一般の部で優勝した弁士の皆さんと審査員

 今回の中国語スピーチコンテストに参加した弁士の中に、日本在住のイスラエル人・ハルペンジャックさんがいました。ハルペンジャックさんは何カ国の外国語をはなすことができるのですが、これまで学んできた外国語の中で中国に対し特別の思いがあり、とくに漢字に格別の興味をもつことから、中国語を勉強し始めたそうです。ハルペンジャックさんはまた一輪車が大好きで、その一輪車を持って中国へ行き、万里の長城の上で一輪車レースを行ったと言うとてもユニークな方です。

 ハルベンジャックさんは、「中国語を勉強するきっかけというと、私は長年中国語の漢字を研究していました。特に漢字の辞書の編纂、漢字の編纂により、漢字の由来などに中国語に興味を持ち始めました。それと外国人と直接外国語でコミュニケーションをするのが非常に好きなので、よく中国に行ったりするので、中国語に興味をもったのです。」と話しました。

朗読基礎の部で金賞を得た田中美玲さん

弁論の部で金賞を獲得した吉田俊介さん

 ところで、今回の中国語スピーチコンテストは第26回目ということですが、つまり1982年からこの中国語のスピーチコンテストがあるようになったわけですね。東京都日中友好協会副理事長で、東京都中国語普及委員会委員長の松井幸雄さんは、「もともと中国語を学ぶ人たちの学習の進歩と特に弁論を通して日中友好のことなり、あるいは中国にどのような点で感心を持っているとか、そういったことを、自分の中国語能力の練習をかねて多くの人たちに訴えると言うことで、こういう機会が設けられたわけです。東京大会をはじめ、大阪とか日中友好協会のある各都道府県で予選大会を行って、全国大会に各県で優勝した代表が登場して最後の決勝大会が行われるわけです」と説明しました。

 また、東京都日中友好協会が主催する中国語スピーチコンテストの審査員として10回以上も参加した慶応大学の山下輝彦教授は、スピーチコンテストで取り上げられた話題と弁士たちのレベルなどについて、「中国についての話題がかなり豊富になりました。前は中国語だけだったとか、中国が好きだったとかそういうしゃべり方なのですが、今現在中国のオリンピックとか中国の食べ物などが話題になり、あるいは中国の友達と遊んで楽しかったとか、中国で短期留学をした感想とか、非常に話題が多様化した。若い人が増えてきたのが一つの特徴ですね。その若いというのは、いままでは大学生が多かったのですが、今は中学二年生、三年生も中国語を勉強し始め、これらの人たちが将来大人になって、日中の架け橋になるのではと期待しています。弁士たちの中国語のレベルも昔に比べるとかなり高くなったのも事実です。」と述べました。

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