アメリカ国防省は6日、イラク側が提出したイラク駐留アメリカ軍地位協定の一部改正案に同意したと発表しました。
アメリカ国防省のホイットマン報道官は、イラク側が出した改正案に積極的に対応し、協定草案の一部に修正を加えたとしています。また、アメリカ国務省のウッド報道官は同日、ブッシュ大統領は修正後の草案をイラクのマリキ首相に渡したと述べました。しかし、修正後の草案の内容について、二人の報道官は触れませんでした。
国連が承認した米軍を中心とする多国籍軍のイラク展開は、今年末までとなっていることから、将来の駐留問題について、イラク側と協定を結び、それを合法化すると見られています。しかし、双方は一部の問題で意見が食い違い、予定通りに協定を結ぶことができていません。(翻訳:王丹丹 チェッカー:安藤)
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