イラクのジバーリ外相は13日、ジュネーブで、イラクとアメリカが治安協議締結のため努力していることを明らかにしました。この協議によって、イラク駐留アメリカ軍・連合軍は2011年から大規模な撤退を始める可能性があるということです。
これはジバーリ外相がジュネーブで国際治安問題に関する会議に出席した際、インタビューで述べたものです。ジバーリ外相は「現在、両国の交渉人たちが最終の協議草案を仕上げて、それぞれの最終決定を待っているところだ」と話しました。
しかし、ジバーリ外相は同時に、「すべてはイラクの治安情勢にかかっている」として、「イラクの治安情勢が引き続き改善されるなら、イラク駐留アメリカ軍・連合軍は来年夏ごろからイラクの主要都市から撤退を始めるだろう。しかし、大規模な撤退は2011年からだろう」と語りました。(東)
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