ヨーロッパ中央銀行、イギリス中央銀行とスイス中央銀行は6日、一斉に利下げに踏み切りました。これと同時に、各国は金融危機に対応するため、引き続き新たな措置を講じています。
ヨーロッパ中央銀行は、ユーロ圏15カ国の金利を0.5%引き下げ、3.75%から3.25%にしました。これでヨーロッパ中央銀行の利下げ幅は1%に達し、1998年にヨーロッパ中央銀行が創設されて以来最大の利下げとなりました。
また、イギリスの中央銀行であるイングランド銀行は1.5%引き下げ、政策金利は53年ぶりの低水準となります。スイス中央銀行は0.5%引き下げて、2%となりました。
一方、各国は引き続き新しい対応策に取り組んでいます。ブラジルのマンテガ財務相は6日、10億ドルの企業援助貸付プロジェクトを発表しました。このほか、アメリカは5日、総額550億ドルに達する国債の発行を発表しました。(翻訳:ooeiei)
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