アメリカや韓国、EU・欧州連合およびIMF・国際通貨基金などは29日、相次いで世界に広がっている金融危機に対応するための新しい措置を打ち出しました。
FRB・アメリカ連邦準備制度理事会は29日、FOMC・連邦公開市場委員会でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.5%引き下げ、1958年以来の最低となる1.0%にすることを決定しました。この日、アメリカ財務省も、総額1250億ドルで国内の大手銀行9行の株を購入すると発表しました。
また、韓国銀行は30日、FRBと300億ドルの通貨スワップ協定を締結したことを発表しました。これにより、韓国銀行はFRBにウォンを渡し最大300億ドルを受け取ることができます。
報道によりますと、韓国の他、FRBは、ブラジル、メキシコ、シンガポールとも300億ドルの通貨スワップ協定を締結したということです。
このほか、IMF・国際通貨基金は29日、金融危機で資金繰りが困難になった新興国を対象とした短期融資制度を新設したと発表しました。
(翻訳:洋)
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