中国国家統計局が2日発表したところによりますと、「現在、中国経済はおおむね良好である。国内外の複雑な経済情勢に直面しているものの、国民経済は相変わらず安定的で比較的速い成長を保ち続けている」としています。
これは国家統計局の馬建堂局長が、この日インタビューに答えた際述べたものです。それによりますと、「今年の第1四半期から第3四半期までGDP・国内総生産の増加幅は9.9%に達している。以前に比べいくらか下落しているものの、改革開放以降GDPの年平均成長率の9.8%を上回っている。また、住民の消費価格の上昇幅も5ヶ月連続で下がっており、インフレ抑制は成果をあげている。また、改革開放後、中国のインフラ施設や住民の生活水準は明らかに改善されたが、一人当たりの所得はまだ比較的低いレベルにある。これにより、投資と消費には潜在力があり、国のマクロ調整の能力も向上していると言える。このため、経済構造の調整を強化することにより、国民経済は引き続き安定かつ比較的速い成長を保てる」ということです。(翻訳:周莉 チェック:大沢)
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