ASEM第7回アジア欧州首脳会議に参加する欧州委員会バローゾ委員長は23日、中国国家行政学院で、金融危機に対応する上で国際協力を強化するよう呼びかけました。
バローゾ委員長は席上で、「金融危機に直面している今、我々は、相互信頼・援助を強化するべきだ。金融危機を解決するため、我々は、国際協力をより強め、国際金融市場の透明化を進めると同時に、投資者の信頼を回復する。また、危機がもたらした影響を軽減するため、各国は国内需要を安定させ、国際貿易をより推進させるべきだ」としました。
さらに、「金融危機は、国際マクロ経済の不均衡と国際金融体系の基本的な問題点を明らかにした。EUとアメリカは来月15日のワシントンの国際金融サミットで、金融危機を二度と起こさないよう、国際金融体制を改革し、基本的原則を制定する予定だ。その際、経済が急成長している中国にはより多く発言権があってしかるべきだ」と語りました。(翻訳:万)
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