10月初め現在、大雨、洪水による中国長江流域の被災者は5200万人となり、直接的な経済損失が291億元に上りました。
長江主流の総延長は6300メートル余り、青島、チベット、四川、湖北、上海など11の省、自治区、直轄市を流れます。その流域面積は180万平方メートルに達し、中国の国土総面積の20パーセントを占めています。
長江洪水・旱ばつ防止指揮本部の任魏山主任は、このほど開かれた関連会議で「今年、長江流域の一部の地区の大雨と洪水の時期は例年より早かった。大雨による洪水では多くの死傷者が出た。10月初旬現在、長江流域は災害による死亡者数が228人に上り、倒壊家屋が21万棟余りとなった。長江流域の洪水旱ばつ対応情勢は楽観視できず、長江の主要な支流の洪水対応能力と長江流域の旱ばつ対応能力はまだ充分ではない。また一部地区の災害の援助物資も非常に不足している。流域の各省は現存の問題をいち早く解決し、効果的な対応をする必要がある」と述べました。(翻訳:huangjing)
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