中国代表団の団長を務める王群特命全権軍縮事務大使は6日、国際的な安全保障問題で共通認識を深め、軍備管理と軍縮および不拡散のプロセスを推進していくよう呼びかけました。
王群大使は第63回国連総会の軍縮・国際安全保障事務を担当する第一委員会の一般討論で発言し、「平和と安定を保ち、発展と協力を促すのは国際社会の共通の願いだ」と指摘しました。
王群大使はまた、「国際安全を促し、世界の共通認識を深め、軍備管理と軍縮および不拡散のプロセスを活発化させるため、中国は次のいくつかの点に努力すべきだと考えている。まず、相互信頼、互恵、平等、国際協力を通じて、平和を脅かす要因を解消すること。また、全世界の戦略的な安定の維持に力を入れ、核拡散防止プロセスを推進すること。不拡散問題で徹底的かつ総合的な原則と対話による問題解決を堅持すること。さらに、多国間主義を堅持し、軍備管理と軍縮および不拡散に関する現有の体制を維持し、従来の多国間機構を回復させることだ」と述べました。(翻訳:洋)
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