第62回国連総会は5日、全会一致で決議を可決し、アフガニスタン国内で増え続けている暴力テロ事件を非難するとともに、国際社会がアフガニスタン政府と協力して治安問題を解決するよう呼びかけました。
ドイツが提案し、100あまりの国が調印したこの決議は、国際社会がアフガニスタンの再建プロセスに対する支持を表しています。決議では「この1年の間に、アフガニスタンは政治と治安分野で一定の成果を挙げたが、しかし、タリバンやアルカイダ、それにほかのテロ組織がアフガニスタン国内で暴力事件やテロ事件を絶えず起こしている」と述べています。
また、決議はアフガニスタンのアヘン栽培と麻薬密輸がますます盛んになっていることや、麻薬貿易とテロ組織との関係が深まっていることに関心を寄せ、「アフガニスタン政府のタリバンやほかのテロ組織に対する対応やアヘン栽培と麻薬の密輸の取り締りを支援するため、国際社会が協力するよう」呼びかけています。(11/06 翻訳:Yin)
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