ウィーンで開かれていた国際原子力機関(IAEA)の第52回総会は一連の決議を採択して、5日、閉幕しました。
今総会では核の安全や応用、技術の移転、核の保障措置の実施など、IAEAの今後の活動の重点分野を定める決議が採択されたほか、理事会メンバーの改選を行うと共に、2日間にわたり科学フォーラムを開かれました。
中国国家原子力機構の陳求発主任は総会で、国際協力の強化や原子力の平和利用などに関する中国政府の立場を主張すると共に、IAEAのエルバラダイ事務局長らと、核エネルギーの安全やその平和利用などについて意見を交換しました。中国は、自主開発した原子力安全検査機器をIAEAに寄付しました。
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