IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長は22日ウィーンで、「シリアが核物質を保有している兆候は見つからなかったが、現地で採取したサンプルを引き続き分析する」と明らかにしました。
エルバラダイ事務局長はこの日に開かれたIAEA理事会で、「今のところ、シリアはまだ、IAEAの要求に基づいた核開発についての補足資料を提供していない」と述べました。
また、リビアの問題について、「現在、IAEAは、リビアが核開発を行っているかどうかを確認していない。リビアに対し通常の核査察を行う予定だ」と語りました。
(翻訳:洋)
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