イスラエルの与党カディマの新しい党首に選ばれたリブニ外相は18日、「安定した政府の樹立に速やかに着手する」と述べました。一方、選挙の結果に対し、パレスチナでは歓迎と反発の声がともに出ています。
リブニ氏は18日、選挙のライバルも含めて全ての閣僚と連携し、安定した政府を作りたいと述べました。しかし、選挙に敗れたモファズ運輸相は、新しい政府や国会に職務を求めることはしないと反発しました。
選挙の結果について、パレスチナ側の和平交渉責任者のエレカト氏は歓迎の意を表し、「リブニ氏が和平交渉プロセスを推進していくよう期待している」と述べました。一方、パレスチナのイスラム原理主義組織「ハマス」と「イスラム聖戦」は、イスラエルに対する立場が変わることはないと表明しました。(翻訳:鵬)
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