中国衛生部の陳竺部長は17日、汚染された粉ミルクを飲んで腎臓結石にかかった乳幼児の健康回復に全力を上げていくとの考えを強調しました。
陳竺部長は「この間、病気になった乳幼児に対しての治療に全力を投入し、次第に効果が出てきた。化学物質『メラミン』が混入された粉ミルクの検査結果を公表すると共に、診察を受ける乳幼児は全国範囲で急速に増えている。衛生部は診察や治療に全力に上げ、汚染された粉ミルクによる危害をできるだけ減らしていく」と述べました。
また、陳竺部長は「汚染された粉ミルクを飲んだ乳幼児は無料で診断し、腎臓結石にかかった場合は無料で治療する。同時に、関係する知識の宣伝を強化し、患者の保護者との意思疎通を高めていく」と考えを示しました。
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