ロシアのメドベージェフ大統領は12日、「世界は多極化に向かうべきであり、この中でロシアは自国の利益を擁護していく」と強調しました。
ロシアの通信社・タス社の報道によりますと、メドベージェフ大統領は、モスクワで、ロシアの外務省や国防政策委員会などが設置したヴァルダイ・インターナショナル・ディスカッションクラブのメンバーと話し合った際、「世界は一極化であってはならない。多極化が世界平和を維持する唯一の方法であり、この多極化の世界で自らの使命を果たす」との考えを示しました。
さらに、メドベージェフ大統領は「ロシアはすべての隣国と安定した関係を保ちたいと考えており、隣国もロシアのすべてが安定しかつ予見できるものであるよう希望している。その他の一部の国も、ロシアとの友好関係の発展を期待している。一部の人物が反対するか否かにかかわらず、ロシアはこれらの国と経済や人的交流、軍事関係を発展させていく用意がある」と強調しました。(翻訳 朱丹陽)
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