中央気象台によりますと、台風13号「シンラコウ」の中心位置は11日午前5時頃、台湾恒春市東南の海域を通過し、台湾東部沿海地域に近づいています。これにより、台湾海峡および台湾東部・北部地区に豪雨をもたらす可能性があるということです。
また、11日の昼から夜にかけて、台湾海峡、太平洋海域、東海南部海域および台湾東部・北部沿海地域は7ー10級の大風、一部海域の風力は11ー14級に達する可能性があります。さらに、台湾東部・北部の一部地区には大雨か暴雨、局地的に豪雨となる可能性があります。
専門家は、「関係水域で水上作業を行うなどしている船舶は港に避難し、港湾施設を強固にして船舶の座礁などを防止する対策が必要」としています。
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