6日夜、北京東城区東四五条のコミュニティーの集会所に、身障者及び健常者のボランティア約40人が集まり、パラリンピック開会式のテレビ中継を楽しみました。
来場者の多くは、家の中で見るよりも、皆で集まって見たほうが盛り上がっていて楽しいと言います。数年前に、高血圧で半身不随になった馬永力さんは、「病気で絶望的になった時、パラリンピックの選手たちの活躍ぶりをテレビで見た。力強く励まされ、病気と闘う勇気が生まれた。今大会でも良い成績を取れるよう、すべての選手に声援を送りたい」、と祝福の言葉を送りました。
居民委員会関係者によりますと、東四五条には、身障者及び知的障害者が全部で149人います。北京がパラリンピックの開催権を獲得した後、この町は、身障者運動会、バリアフリー施設やリハビリ施設の整備、生活補助の向上など、身障者の生活改善と福祉向上を図ってきたということです。(王小燕)
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