中国国家ブン川地震専門家委員会の馬宗晋主任は、4日北京で、四川大地震の震源地とされるブン川でマグニチュード6.5以上の余震が起きる可能性は小さいと述べました。
中国国務院新聞弁公室が開いた、四川大地震とその被害状況を報告する記者会見で、馬主任は中国で過去100年以内に発生した10回のマグニチュード7.8以上の地震を振り返り、「それらの地震の余震はおおむねマグニチュード7以内だった」と述べました。専門家の分析によれば、ブン川でマグニチュード6.5以上の余震が起きる可能性は小さいということです。
一方、馬主任は「四川大地震で強い余震が起きる状況はしばらく続く可能性があり、地震局などは引き続き震源地を観測する必要がある」と述べました。(翻訳:黄恂恂)
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