
四川省を視察中の温家宝首相は、8月31日と9月1日の夜、地震被災地の住民の生活を安定させるための検討会を開きました。
会議では、これまでの支援活動の成果として、被災住民の食事、飲料水、仮設住宅などの問題がほぼ解決し、小中学校は授業を再開、けがをした被災者は治療を受けることができたこと、被災後に疫病も発生せず、工業と農業生産はほぼ元通りに回復し社会は安定を保ったことなどが報告されました。
また今後の課題として、被災住民が無事に冬を越せるように、被災地の生活必需品の価格を安定させること、家屋が倒壊して住む場所がない世帯と家屋の修繕が必要な世帯に対して、政府が適切に財政支援を行うこと、経済困難な被災住民や高齢者、障害者に配慮することが求められました。(翻訳:黄恂恂)
|