中国民政省が明らかにしたところによると、四川省の攀枝花で起きたマグニチュード6.1の地震で、31日の午後4時までに28人が死亡し、350人近くがけがをしました。
この地震は、30日の午後4時30分、四川省攀枝花市の仁和区と凉山彝族自治州の会理県の境界付近で発生しました。震源は攀枝花市の中心から南東へ50キロの山間区域で、深さはおよそ10キロでした。
この事態に対して、中国地震局は、「今回の地震は比較的に大きな災害であり、『国家地震応急試案』に基づき、レベル3の応急措置をとるべき」との見解を示しました。
地震発生後、現地の民政部門は直ちにレベル3の応急措置をとって対応し、被災地へ臨時テントや布団などの救済物資を運びました。(翻訳:黄恂恂)
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