中国国家発展改革委員会の朱之キン副主任は27日、北京で、「中国は四川大地震の再建事業を着々と進めており、約3年で再建の主要任務をやり遂げる」と述べました。
今年5月12日、中国の西南部にある四川省でマグニチュード8.0の大地震が発生しました。この地震で多くの住民が犠牲となり、大きな財産損失を蒙った人も少なくありません。政府の取り組みについて、朱之キン副主任は関連会議で、「政府は再建計画の編成をほぼ完成し、社会にむけて意見を聴取中だ。また、1対1の援助事業は全面的に展開されている。『一つの省が一つの県を援助する』という原則に基づいて、19の支援都市を確認した。支援内容は、住宅、学校、医療衛生機関、インフラ設備、公共サービス施設などに及ぶ」と紹介しました。
中央財政は、年度予算から、被災地再建基金を700億元拠出しました。また、一部の再建プロジェクトも始まっています。(翻訳 朱丹陽)
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