ロシア軍のノゴビツィン参謀次長は23日、モスクワで開いた記者会見で、「ロシアは国際的な義務によって南オセチア駐留平和維持部隊の規模を決める」と述べました。
ロシアは22日グルジアからの撤退を終了し、現在は500人の平和維持部隊だけを駐留させています。ノゴビツィン参謀次長は23日、「ロシアは地域情勢を定期的に調べ、グルジアの行動次第で対応を決める。もし、アメリカがグルジアを再び支援すれば、ロシアは南オセチアやアブハジアで平和維持部隊を増強する」と警告しました。
フランス大統領府が23日発表したコミュニケによりますと、フランスのサルコジ大統領はこの日ロシアのメドベージェフ大統領と電話会談を行い、ロシアの撤退に感謝の意を表すとともに、安保理に対しグルジア問題について決議を採択するよう呼びかけました。
また別の報道によりますと、グルジアのサーカシビリ大統領はこの日、全国の「戦時体制」を9月8日まで15日間延長するよう提案しました。提案はグルジア議会で採択されました。(翻訳:玉華)
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