南アフリカのヨハネスブルクで開かれていた南部アフリカ開発共同体(SADC)第28回サミットが17日、終了しました。南部アフリカ開発共同体の自由貿易区もこの日スタートしました。
会議では、共同コミュニケを採択し、南部アフリカの経済一体化と地域情勢などでいくつかの共通認識を達成しました。
共同コミュニケは、「南部アフリカ開発共同体自由貿易区は南部アフリカ経済一体化に向けた初の一里塚である。自由貿易区の確立はさらに広い地域市場を形成し、地域経済の発展を大いに促進できる」としたうえで、各加盟国に対して、インフラ施設の建設に力を尽くし、生産力を高め、地域経済の一体化プロセスを推進するよう呼びかけました。
会議ではまたセーシェルの再加盟を認めました。これにより加盟国の数は15に増えました。(翻訳:玉華)
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