第11回アフリカ連合首脳会議は30日、エジプトのシャルムエルシェイクで開幕しました。今回の会議では、アフリカ連合の53カ国の首脳、政府指導者と代表が、アフリカの平和、安全、農業発展、及び世界の食糧とエネルギーの価格上昇などの問題を討議します。
エジプトのムバラク大統領は開幕式で挨拶し、食糧危機とエネルギーの価格上昇、及びバイオ燃料、気候変動などの問題について真摯で、建設的な対話を行い、共に世界が直面している危機の解決に取り込んでいくよう国際社会に呼びかけました。
アフリカ連合委員会のジャン・ピン議長、アラブ連盟のムーサ事務局長、パレスチナ自治政府のアッバス議長とアフリカ連合の議長でもあるタンザニアのジャカヤ・ムリショ・キクウェテ大統領はそれぞれ談話を発表し、アフリカの平和と安全、アラビアとアフリカ諸国との協力、パレスチナの情勢、アフリカの今後の発展、ミレニアム目標の実現などに触れました。
今回の会議のテーマは、「水と衛生のミレニアム目標の実現」です。(翻訳:katsu)
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