グルジア軍が9日、南オセチアの州都・ツヒンバリを再び砲撃したことに対して、ロシア平和維持部隊は、武力による制圧を通じて任務執行区内の停戦を実現すると発表しました。こういった南オセチア地区の緊迫情勢の悪化に、国際社会から大きな注目が集められています。
国連安保理は9日午後まで、48時間続いたグルジアの南オセチアの衝突問題を議論する緊急会議で、合意に達しませんでした。今月の議長国を務める非常任理事国ベルギーの代表は、会議の後、「情勢の進展や安保理内部の意見の食い違いから、現時点で、合意達成が難しい」と述べました。
このほか、中国、アメリカ、イギリス、日本、ポーランド、イランなどは、自制につとめ、即ちに攻撃を停止するよう、各側に呼びかけています。(翻訳 朱丹陽)
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