アメリカ国務省のガレゴス報道室長は6日、「国連安全保障理事会5カ国とドイツは、安保理を通じ、イランに対して新たな制裁措置を実施することを考えている」と述べましたが、ロシアはこの発言を否定しました。
ガレゴス報道室長は、「6カ国の関係者はこの日電話会議を開き、イランに新たな制裁を実施するため、安保理に新決議案を提出することで合意した」と述べました。
一方、ロシアのチェルキン国連駐在大使はこの日、「この件については、確かな合意も相互理解も、協調行動も行われていない」と述べた後、「イランと交渉するためのゲートは依然として開いている。それに向けて、関係各方面が接触を続けている。ロシアは、各方面が制裁だけに頼ることなく、交渉を続けることを希望する」と述べました。
また、アメリカのウォルフ国連駐在副代表は6日、「包括見返り案に対するイランの回答は失望的なものだった。安保理はイランに新たな制裁を加えるだろう」と述べました。
さらにドイツのシュタインマイアー外相も声明を発表し、「イランの回答には納得できない。イランがウラン濃縮活動を停止しない場合、安保理は再び行動に出る」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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