イランの通信社ファルスは、5日、イランは核問題の包括見返り案に関する書簡をEU・欧州連合に提出したと伝えましたが、この報道についてイランの最高安全委員会は否定しました。また、同じ日、アメリカはイランが提案について明確な回答を出さなければ制裁を強化するという見解を示しました。
アメリカ国務省のガイエゴス報道官は、アメリカはEUから転送された書簡について、6日、国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6カ国が電話で今後の対応を協議することを明らかにしました。
また、アメリカのメディアは、提出された書簡はイランの核問題における立場を改めて表明しただけのもので、イランの対応は「時間稼ぎ」だと見ています。(翻訳:閣)
|