アメリカのライス国務長官は1日、声明を発表し、アメリカ政府は法に基づいてリビア人が関係していると見られるテロ事件で被害したアメリカ国民がリビア政府が提供する賠償を獲得することを支援する」と述べました。
ライス国務長官は声明の中で、「アメリカ国会は31日、リビアの賠償の取得に関する法案を採択した。アメリカはリビアとの間の問題を解決するとともにリビア人民との関係を深めていきたい」と述べました。
この日刊行された「ウォールストリート・ジャーナル」によりますと、アメリカとリビアは飛行機が爆発されたロッカビー事件や、1980年代にリビアと関係のあるテロ襲撃による賠償問題で全面的な協定に達しました。協定によると、リビア政府はアメリカ政府が管理した会社に10億ドルあまりの資金を支払い、この会社が賠償金の支給などの具体的なことを管理するということです。(翻訳:玉華)
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