中国の劉振民国連駐在次席大使は19日、安保理での反テロに関する討論で発言し、国連の反テロ機構が国際社会との協力を強め、国連総会で決めた反テロ戦略の諸任務を効果的に実施するよう呼びかけました。
劉振民次席大使は、「国連総会が2006年に採択した世界反テロ戦略は、反テロ問題に寄せる各国の関心を表した。国連は、国際社会の反テロ協力では、取って代わることのできない役割を果たしている。現在、テロリズムが世界各地で頻繁に活動していることは、国際社会の平和と安全を大いに脅かしている。したがって国連と安保理が反テロ協力を強化すること必要となっている」と強調しました。
劉振民次席大使はまた、「中国は、テロリズム問題を特殊な宗教問題と民族問題に結びつけ、反テロ問題の処理でダブルスタンダードを実施することに反対する。中国は一貫して、総合的措置を講じてのテロリズム撲滅するを主張している。これは即ち、テロ撲滅活動を行うと共に、テロリズムを根元から撲滅し、この問題を根本的に解決するということだ」と述べました。(翻訳:洋)
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