中国外務省は31日、アメリカ議会下院が採択した北京オリンピックに関連する決議案について、アメリカ政府と議会に抗議の申入れを行いました。
報道によりますと、アメリカ議会下院は30日、中国がいわゆる人権侵害やスーダンとミャンマー両国政府への支援を停止し、自由と開放というオリンピックの伝統の下で北京オリンピックを開催することを求める決議案を採択しました。
これに対し、中国外務省は「アメリカ議会下院は中国の反対にも関わらず、北京オリンピックに関する決議案を採択し、オリンピックを政治化し、北京オリンピックの開催を妨害する悪辣(あくらつ)な下心を暴露した。これはオリンピック精神を冒涜(ぼうとく)し、アメリカ国民を含めた世界各国国民の共通した願望に背いたものである」と批判しました。(ジョウ)
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