劉軍淇さん
劉軍淇さんは中国農業大学農業水力専攻3年生で、北京五輪のボランティアの一人です。
2001年、北京市が五輪の誘致に成功して以後、劉さんは五輪について勉強を始めました。その動機は「せっかく北京の大学で勉強しているのだから、ぜひ五輪に役を立ちたいと思った」と劉さんは語ります。
去年8月から北京で始まった「好運北京」五輪テスト大会の時、劉さんは競技場外の「交通誘導係」に務めました。本番ではメディア専門の「交通誘導係」で、テスト大会とほぼ同じ仕事です。残念なのは、交通誘導係は競技場に入れません。しかし、劉さんは、「近くで試合を見ることはできないけれど、五輪そのものをたっぷり体験できる」といいます。
劉さんは、7月27日から競技場に入り、毎日4時間前後、ボランティアを務めます。五輪開催前の交通誘導は朝の8時半から午後の6時までで、朝勤と夜勤に分かれます。そして、五輪開催中は、朝6時から夜10時まで、平均で一日8時間ほどの仕事となります。
もう一人のボランティア、馬洪飛さん(農業大学電気プロジェクト専攻)は、「五輪が明日から始まっても大丈夫」と自信満々に語りました。
7月27日から、農業大学体育館の1000人のボランティアがいよいよ「本番モード」に入っています。(取材:姜平 翻訳:オウギ)
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