北京市環境保護局の杜少中副局長は27日、北京のメインプレスセンターで行われた記者会見で、「北京は五輪開催期間中の大気の質に対する確約を全部実現できる見込みだ」と述べました。
北京は第29回五輪大会を招致するにあたり、大気の質を保障するため三つの確約を発表しました。
一つ目は、毎日、二酸化硫黄、一酸化炭素、二酸化窒素、空気中の浮遊物質に対して観測を行うこと、二つ目は大気の改善に努めること、三つ目は五輪開催期間中、四つの主要汚染物質の指標が国や世界保健機関の基準に達することです。
杜少中副局長は「現在までに、一つ目と二つ目の確約は全面的に実現した。三つ目の確約は五輪期間中に検証できる。北京五輪組織委員会の話では、最近の大気分析などによって、三番目の確約も実現できると確信している」と語りました。
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