北京市豊台区の団地「世紀嘉園」では、髪型を北京五輪のマークにかたどった「五輪スタイル」が登場し、話題を呼んでいます。
この「五輪スタイル」を考案したのは、同団地の住民、呉大勝さんです。呉さんは大学教員で、趣味は美術。三歳の息子さんがいます。息子さんが生まれてからずっと髪を切るのは呉さんの役目でした。五輪を前に、何か印象に残る髪形をと考えていた呉さんは息子さんの髪を北京五輪のマークの形に切りました。これを見た団地の子供たちが「我も、我も」と集まってきて、結局、呉さんは毎日朝9時から午後3時30分まで団地の子供の理髪を無料で引き受けることになったのです。
27日までに呉さんが理髪した「五輪スタイル」の子供たちは14人。「29回目の五輪を記念するために、29人の子供たちの髪を『五輪スタイル』にしてあげたい」と希望者を探しているとか・・・。(翻訳:トウ 徳花)
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