北京オリンピック市場開発部特許経営処の関係者が19日に明らかにしたところによりますと、去年末まで、オリンピックの公式グッズの売り上げは予期目標を大幅に上回り、7億ドルを突破したということです。
これまでのオリンピックでは、開幕前の数ヶ月および大会開催期間中が公式グッズの売り上げがピークとなっているため、2008年の通年の売り上げは前の三年の売り上げの合計に匹敵すると言われています。今回の北京オリンピックの公式グッズの売り上げは14億ドルに達するとも見られています。
中国経済が、オリンピックが終わった後も「後退」はなし
北京オリンピック経済研究会の陳剣執行会長は20日、北京で、「中国の経済はオリンピックが終わっても、後退することはない。またオリンピックが閉幕後に、経済が後退するというルールもない」と語りました。
陳剣さんはその際、「様々な要素を総合的に見ると、中国経済はオリンピックに対する依存度が小さく、全般的に、中国経済がオリンピックの終了に伴って大きく変わることはない。むしろ、オリンピックの開催で中国の影響力がアップし、北京、青島などのオリンピック競技の開催都市の世界的な知名度が高まるため、これらの地区は観光業、コンベンション産業、金融業などの著しい発展が期待できるだろう」との考えを示しました。
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