全国政治協商会議の委員である経済学者の励以寧氏は10日午後、北京での記者会見で、「2008年北京オリンピックの後も、中国経済の成長スピードが下がることはない」と語りました。
励以寧委員はこの中で、「政府活動報告で示された8%程度という今年の経済成長率の目標は指導的なもので、実際は10%前後に達するだろう。去年よりやや低くなるものの、大きな下落はないだろう」と語りました。
励委員の予測によりますと、今年の上半期、国内市場の物価レベルは依然として高いものの、下半期にはいろいろな対策の効果が現われ、物価の上昇は緩和されるということです。
人民元の値上がりに関する質問について、励以寧委員は、「中国政府が人民元の切り上げ幅の制限を緩和したやり方は正しい。人民元が市場の需給によって値上がりしたり値下がりしたりする中で、人民元の為替レートは自然に形成されるだろう」と語りました。(03/11 翻訳者:Lin)
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