アラブ連盟駐在のスーダンのマブルーク大使は17日、「国際刑事裁判所の検察官がのバシル大統領への逮捕状を請求したことはスーダンのダルフール情勢をいっそう複雑化させるだろう」と述べました。
マブルーク大使はこの日の記者会見で、「国際刑事裁判所の逮捕状請求はダルフール地区の安定と平和にプラスとならない。まだ平和プロセスに組み込まれていない反政府武装勢力は、これによってさらに強硬な立場をとる可能性がある」と述べました。
マブルーク大使はまた、「スーダンは国際刑事裁判所に関する『ローマ規程』の締約国ではない。同裁判所がスーダン公民に対して管轄権を持つことを認めない」と改めて強調しました。(翻訳:玉華)
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