スーダン大統領報道担当の高官は16日、「スーダンのバシル大統領が指名した危機委員会はこの日、第1回会議を開き、ICC・国際刑事裁判所が大統領の逮捕状を請求したことについて話し合った」ことを明らかにしました。
危機委員会は、国際刑事裁判所が戦争犯罪の容疑でバシル大統領の逮捕状を請求したことやこの問題がスーダンの平和プロセスにもたらす影響について話し合った結果、外交ルートを通じて、問題解決を図ることになりました。
また、アラブ連盟のムーサ事務局長はこの日、「国際刑事裁判所によるバシル大統領への逮捕状請求はスーダン国内にマイナスな影響をもたらし、危機を招くことになる」と指摘しました。ムーサ事務局長は20日、スーダンを訪問する予定です。(翻訳:洋)
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