レバノンを拠点とするイスラム教シーア派武装組織ヒズボラとイスラエル政府は16日、捕虜などの交換を行いました。
16日午前、国際赤十字会はヒズボラ側が2年前に拘束したイスラエル兵2人の遺体をイスラエル側に引き渡しました。これに対して、イスラエル側はヒズボラに、4人の捕虜とレバノン籍の受刑者・サミール・クンタルのほか、イスラエルとレバノン紛争で亡くなったパレスチナ人やヒズボラ戦闘員らの遺体を引き渡しました。
これについて、国連のパン・ギムン事務総長はパレスチナとレバノンの捕虜交換に歓迎の意を示しました。また、EUのダウナー対外関係担当委員も、この捕虜交換を評価しました。
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