イスラエルのビルナイ国防次官は28日、「イスラエルは29日から、ガザ地区の貨物検問所の封鎖を解除する」と発表しました。
報道によりますと、29日、各種物資や設備を乗せた80台のトラックがスファ検問所を通じてガザ地区に入るということです。これに先たち、イスラエルはすでにナハル・オズ検問所経由の燃料供給を一部開放しました。
イスラム聖戦組織「ジハード」の報道官は28日、「ジハードはイスラエルとの停戦協議を一方的に破壊しないが、イスラエルがガザ地区の貨物検問所を引き続き封鎖し、ヨルダン川西岸で引き続き軍事行動を実施すれば、ジハードはこれに反応する権利を留保する」と述べました。
パレスチナ自治政府のリヤード・マリキ外相は28日エジプトのシャルムエルシェイクで、「イスラエルとパレスチナ武装勢力との停戦協定をガザ地区で維持し、ヨルダン川西岸でも停戦を実現してほしい」と述べました。イスラム原理主義組織「ハマス」の幹部マフムード・ザハル氏はこの日、「ハマスはガザ停戦協定に違反するいかなる行為をも阻止する」と述べました。
また、パレスチナ治安部門の関係者は28日、「イスラエル国防軍は27日深夜、ヨルダン川西岸都市ヘブロンで17歳のパレスチナ人少年を射撃した」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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