イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派武装組織・ヒズボラは16日午前、レバノンの国境で捕虜交換を始めました。
この日の午前9時ごろ、国際赤十字社はレバノンのヒズボラから渡されたイスラエル軍兵士2人の遺体をイスラエルに返還すると共に、行方不明となったイスラエル軍の飛行士の情報を提供しました。ヒズボラの報告によりますと、飛行士はすでに死亡した可能性があるということです。
なお、関連調査がすべて終わった後、イスラエルはレバノンに拘束中のヒズボラ武装勢力の4人とレバノン籍の犯人、およびヒズボラメンバーの199人の遺体を返還します。
地元のメディアの報道によりますと、捕虜交換は順調に行われたということです。これは、2006年に2人のイスラエル軍兵士が拉致されたことによるイスラエルとレバノンの衝突が一段落したことを示しています。
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