WTO・世界貿易機関のラミー事務局長は15日、ジュネーブで、来週開かれるWTO閣僚級会議で成果を収め、ドーハラウンド交渉が今年末までにまとまるよう呼びかけました。
ラミー事務局長はこの日の記者会見で、「現在、世界経済の見通しが確定できない状況の下で、来週開かれる閣僚級会議は非常に重要である」と述べたうえで、今回の会議で進展を得るために努力するよう各方面に呼びかけました。
ラミー事務局長はまた、「ドーハラウンド交渉が協定に達すれば、WTO加盟国の間で削減できる関税は毎年およそ500億ドルに達する。そのうえ、企業行為やビジネス自信、実際の経済成果にも大きな影響をもたらすだろう」と述べました。(翻訳:玉華)
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